GB350 リセールは優秀?買取相場と“損しない売り時”を徹底解説

GB350 リセールは優秀?買取相場と“損しない売り時”を徹底解説

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「リセールが良いバイクが欲しい」。これはバイク購入前に多くの人が思うことであり、特に維持費や将来的な売却を考える人にとっては重要な視点です。私自身もこれまでに何台ものバイクを乗り継いできましたが、やはり「リセールが優秀なバイク」には大きな安心感があります。そんな中、近年特に注目されているのがホンダのGB350です。

結論から言えば、GB350のリセールバリューはかなり優秀な部類に入ると言えます。新車販売からまだ年数が浅いにもかかわらず、中古市場での人気が高く、買取相場も安定しています。理由は明確で、クラシックスタイルと乗りやすさを両立したデザイン、ホンダの信頼性、そして250ccクラスに近い感覚で扱えるコスト感などが評価されているからです。

実際にバイク仲間の中でも「売ってもそんなに値下がりしなかった」「数年乗っても20万円台後半で買い取ってもらえた」といった声をよく聞きます。GB350は“趣味性の高いバイク”であると同時に、“手放すときにも損をしにくいバイク”として、中古市場でも強い存在感を放っているのです。

この記事では、GB350のリセール相場や、実際に売った人の体験談、今後の値落ち傾向について掘り下げていきます。また、売り時の見極め方や、どうすれば高く売れるのかといった具体的なポイントも丁寧に解説していきます。

買って後悔しないため、そしていずれ売却を視野に入れる人のために、この記事が役立つリアルな情報源になるはずです。

この記事でわかること
・GB350の買取相場とリセールの現状
・値落ちしにくい理由とその背景
・実際にGB350を売った人のリアルな声
・“損しない”売却タイミングとその見極め方
・高く売るために知っておきたいコツ

目次

GB350 リセールは優秀なのか?相場と市場評価を読み解く

GB350 リセールは優秀なのか?相場と市場評価を読み解く
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ホンダGB350は、ネオクラシックなデザインと手頃な価格、そして扱いやすさで人気のバイクです。購入を検討する人が増える一方で、「リセールバリューはどうなのか?」という疑問を持つ人も少なくありません。特に近年は、バイクも資産としての価値が注目されており、購入後にどれくらいで売れるのか、いくら残るのかは無視できない要素です。

このセクションでは、GB350の買取相場やリセール評価について、実際のデータや市場の声をもとに掘り下げていきます。また、筆者自身の周囲の売却事例や、自分なりの視点も交えて、なぜこのバイクが「値落ちしにくい」とされているのかを解説します。これから購入を考えている方、手放すタイミングを迷っている方にとって、参考になる情報になるはずです。

GB350の買取相場はどれくらい?年式・走行距離別に解説
 →「GB350 売る相場」「GB350 買取相場」などの検索意図に対応。リアルな数字+傾向を紹介
GB350がリセールで高評価を受ける3つの理由とは?
 →なぜ値落ちしにくいのかを、人気・希少性・使用感などから考察
実際にGB350を売った人の声|「思ったより高く売れた」の実情
→ユーザーの口コミや筆者の知人の例など、体験談ベースの説得力ある内容に
中古市場でのGB350の立ち位置|なぜ今でも人気が衰えないのか?
→新車より中古が人気な状況や、ライバル車との比較を交えて解説
私が思うGB350のリセールが安定している理由
→筆者自身の経験や市場観察から導き出した“個人的考察”を記載し、記事にオリジナリティを付加

GB350の買取相場はどれくらい?年式・走行距離別に解説

現在の中古市場において、ホンダGB350のリセールは非常に安定していると言われています。実際に大手買取サービス「バイク王」や「バイクブロス」での買取相場を調査すると、2021年式・走行距離5,000km程度の個体で28〜32万円前後が平均的な買取価格となっています(2025年5月時点)。これは新車価格(約55万円)の約6割が残るという計算で、250〜400ccクラスの中ではかなり健闘している水準です。

また、走行距離が少なく、ノーマル状態で保たれている車両に関しては35万円以上の査定がつくケースも報告されています。これはGB350の中古需要が根強く、車両の回転が早いことを示しています。特に発売初期のロットは“インジェクションの味付けが良い”といったマニア層の評価も高く、初期モデルをあえて狙う買い手も多いのが特徴です。

私自身、知人が2022年式のGB350S(走行6,000km)を売却した際、査定額は29万円でした。彼の場合は社外マフラーを装着していたため若干マイナス査定が入ったようですが、それでもこのクラスのバイクとしては非常に高い残価率です。「どうせすぐ値落ちするんでしょ?」という印象を持たれがちなネオクラシック系ですが、GB350はその例外と言ってもいいでしょう。

検索ユーザーが不安に思うのは「本当にこのバイクは売る時に損しないのか?」という点です。ですが、少なくとも現時点では、中古市場でも十分な価値を維持しており、極端な値崩れのリスクは低いと見ていいでしょう。バイクライフを楽しんだあとも、安心して手放せるモデル。それがGB350のリセールに対する率直な印象です。

GB350がリセールで高評価を受ける3つの理由とは?

GB350がリセールで高い評価を受けているのには、明確な理由があります。多くのバイクが年数とともに急激に値落ちする中で、このモデルがなぜ安定した中古価格を維持しているのか。筆者が考える主な理由は以下の3つです。

1つ目は、クラシックデザインと単気筒エンジンの組み合わせが“普遍的な人気”を持っていることです。GB350は、旧車のような佇まいを持ちながら、現代の安全性と快適性を両立させた稀有なモデルです。この「古さ」と「新しさ」のバランスが魅力で、幅広い年齢層に支持されています。特に若年層の間では、見た目のクラシカルさと250ccクラス並みの維持費で人気が出ており、その結果として中古需要が絶えません。

2つ目は、販売台数と供給バランスの絶妙さです。ホンダはGB350を大量生産しておらず、街中で被りにくい点も価値を高めています。中古市場でも流通量が多すぎず少なすぎず、常に安定したニーズがあるため、供給過多による価格崩壊が起きにくいのです。筆者の周囲でも「欲しいけどなかなか程度の良い中古が出回らない」といった声をよく聞きます。

そして3つ目は、ホンダブランドの信頼性と、整備性の良さです。GB350はインド製であるものの、ホンダの厳格な品質管理のもとで製造されています。さらに、エンジンは空冷・単気筒とシンプルでトラブルも少なく、部品の供給も安定しているため、買い手が中古でも安心して手に入れやすいモデルとなっています。

この3つの要因が重なり合って、GB350のリセールは非常に安定しているのです。バイクの価値は、単に新車価格や排気量だけで決まるものではなく、「どれだけ長く愛されるか」「中古で欲しがる人がいるか」が重要です。GB350は、その意味で市場にしっかり根を張ったバイクだと私は感じています。

実際にGB350を売った人の声|「思ったより高く売れた」の実情

GB350を手放した人たちの声を見てみると、意外にも「想像以上に高く売れた」「こんなに値段がつくとは思わなかった」といったポジティブな意見が目立ちます。これはリセールが優秀だとされる理由のひとつでもあり、実際の売却体験はこれから購入を考えている人にとって、非常に参考になるはずです。

たとえば、筆者のバイク仲間が2021年式のGB350(走行距離約8,000km、純正ノーマル状態)を手放した際、査定額は約30万円でした。ディーラーでの下取りでは25万円の提示だったそうですが、最終的には大手買取専門店に持ち込んで交渉し、30万円で売却が成立。新車価格が55万円前後だったことを考えると、2年乗ってこの残価はかなり優秀だと感じます。

ネット上でも似たような声が多数あり、X(旧Twitter)や掲示板では「マフラーを変えてたけど28万ついた」「次に乗りたいバイクの頭金にできた」などの書き込みが見られます。中には「人気カラー(マットジーンズブルー)だったからか、思った以上に高く売れた」とカラーによる差に言及している人もいました。

一方で、注意すべき点もあります。カスタムの程度によっては査定額が下がることがあり、特にマフラー交換やハンドル変更などの外観カスタムが施されている車両は、「買取業者が再販しにくい」という理由でマイナス評価されることがあります。実際に「査定額は良かったけど、純正に戻してからの方がもっと高く売れたかも」と後悔する声もありました。

筆者としても、GB350のリセールに関しては「バイクを資産と考える人にとって十分納得できるモデル」だと感じています。人気モデルは飽きられるのも早い傾向がありますが、GB350は趣味性と実用性のバランスが良く、需要が急に落ちることがないのが特徴です。こうした“売ってみないとわからない”リアルな声は、今後の購入判断や売却戦略にきっと役立つはずです。

中古市場でのGB350の立ち位置|なぜ今でも人気が衰えないのか?

GB350は発売から数年が経った今も、中古市場で安定した人気を保ち続けています。これは単に「新しいから人気がある」といった理由だけではなく、バイク市場全体の動向や、ライダーのニーズにマッチしているからこそ成立している現象です。

まず、GB350が特に注目されるのは、**250cc〜400ccクラスの中での“ちょうどいい立ち位置”**を確保しているからです。250ccでは物足りないが、大型二輪までは手を出したくないという層にとって、GB350は扱いやすく、それでいてエンジンの鼓動感や所有欲も満たしてくれるモデルです。しかも、クラシカルな見た目で人を選ばず、若年層から中高年層まで幅広く受け入れられています。

さらに、バイクブームの再燃とともに、ネオクラシックスタイルが再評価されていることも背景にあります。Z900RSやSR400の人気に続き、GB350もそのトレンドに乗った形でファンを獲得しています。しかし他の人気車種と違って、新車価格が抑えめなため、「気軽に乗れるクラシックバイク」として中古市場でも需要が安定しているのです。

もうひとつ大きいのは、初心者・リターンライダーからの支持が厚い点です。筆者のまわりでも「大型は怖いからGB350を選んだ」「バイクに復帰するにはちょうどいいサイズだった」という声をよく聞きます。中でも、女性や小柄なライダーからの人気も一定数あり、こうした裾野の広さが市場での安定した需要に繋がっています。

また、2025年現在においてもモデルチェンジの気配がなく、商品価値が安定していることもリセールを下支えしています。モデル末期やフルモデルチェンジ直前になると中古価格が下がりやすくなりますが、GB350はそのリスクがまだ低い状態にあります。

こうして見てみると、GB350は中古市場において“ニッチでありながら堅実なポジション”を維持しているのがわかります。飽和しがちな250ccクラスや、高額化が進む大型モデルとは違い、絶妙な立ち位置で選ばれ続けているのです。

私が思うGB350のリセールが安定している理由

GB350のリセールがなぜこれほどまでに安定しているのか――これは単に市場データや相場の話だけでは語り尽くせない部分があると、私は感じています。実際に乗ってみたり、売却事例を見たりする中で、「このバイクが評価され続ける理由」はもう少し深いところにあるように思うのです。

まず大きいのは、“買った人が大きな不満を持ちにくい”構造をしていることです。筆者自身、GB350にしばらく試乗した経験がありますが、「期待していたほどではなかった」という声を聞いたことがあまりありません。加速は穏やかでも、トルク感は十分あり、街乗りでは心地よい鼓動と扱いやすさを感じられる。多くのバイクが「乗ってみたら違った」と手放される中で、GB350は“イメージ通り”で期待を裏切らないバイクです。だからこそ、短期で手放されることが少なく、中古市場に大量に流れない。結果的に価格が落ちにくくなっているのではないかと考えています。

また、メンテナンス性と“手のかからなさ”もリセールを支える重要なポイントです。GB350は空冷単気筒エンジンで構造がシンプル。オイル交換やチェーン調整、プラグ交換など、オーナー自身でも手を入れやすい設計になっています。つまり「長く乗りやすい」。そうなると自然と“いい状態で手放す人”が多くなり、中古でも質の高い車両が出回りやすくなります。

個人的には、“中古になっても魅力が色褪せない”ことがこのバイク最大の強みだと感じています。ネオクラシックデザインは流行り廃りが少なく、GB350自体もすぐにモデルチェンジされる雰囲気がない。これは長期保有に向いた安心感であり、いざ手放すことになっても買い手がつきやすい要因になります。

結局、リセールとは“売りやすさ”と“買いたい人がいるか”で決まるもの。GB350はそのどちらも兼ね備えている数少ないミドルクラスのバイクだと思います。だからこそ私は、このバイクが今後も安定したリセールを維持する可能性が高いと考えています。

GB350 リセールで損しない売り時と高く売るコツ

GB350 リセールで損しない売り時と高く売るコツ
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GB350はリセールが優秀なバイクだといっても、売るタイミングや方法を間違えれば、想像以上に査定額が下がってしまうことがあります。実際にバイクを手放すとき、「あと1ヶ月待てばよかった」「売り方を変えていればもう2万円高く売れたのに」というような後悔の声は少なくありません。バイクは高価な買い物ですから、数万円の差でも無視できない損失につながります。

筆者自身も、過去にバイクを複数台売却してきた中で、売り時を逃して大きく値を下げた経験があります。逆に、しっかり相場を見て行動したことで、予想以上に高値で手放せたこともありました。その経験を通して強く感じたのは、「リセールが良いバイクほど、売り方の工夫でさらに得ができる」ということです。

特にGB350のような人気車種は、季節やモデルチェンジ、相場の動きによって数万円単位で査定額が変わることもあります。さらに、どこに売るか(ディーラー下取りか買取業者か)、売却前にどんな準備をしておくかによっても、査定結果は大きく変わってきます。何も考えずに手放すのは、せっかくのリセールの強みを活かしきれない非常にもったいない行為です。

このセクションでは、GB350を少しでも高く、損せずに売るための具体的なコツをお伝えします。売却のベストタイミング、査定額を上げる方法、下取りと買取の違い、そしてリセールの価値を維持するための日常的な心がけまで、実体験と市場情報をもとに解説していきます。GB350を資産としても賢く活用したい方にとって、きっと役立つ内容になるはずです。

GB350はいつ売るのが正解?モデルサイクルと季節による相場変動

バイクを高く売るためには「いつ売るか」というタイミングが非常に重要です。GB350のような人気車種であっても、売却の時期を間違えると、数万円単位で査定額が変わってしまうことは珍しくありません。では、GB350を手放すベストなタイミングとはいつなのか?ここでは市場の動きと筆者の経験をもとに、その最適解を探っていきます。

まず、一般的にバイク市場が最も活発になるのは**春(3〜5月)と秋(9〜10月)**です。この時期は新生活やツーリングシーズンの到来に合わせて需要が高まり、買取業者の在庫も不足しがちになるため、自然と査定額も上がりやすくなります。筆者の知人も、春先にGB350を売却した際、秋に見積もったときよりも約2万円高い査定を受けていました。これは決してレアなケースではなく、タイミングを見て売るだけでこれだけ差が出るのです。

次に注目すべきなのがモデルチェンジや新型発表のタイミングです。GB350に関しては、現時点(2025年5月)でフルモデルチェンジの発表はありませんが、仮に今後新型が登場した場合、それに引きずられて旧型の買取価格が下がるリスクがあります。過去にはCB400SFなどがマイナーチェンジ発表後に一時的に価格が落ちたこともありました。「そろそろ新型が出るかも?」という情報が出た段階で、相場が動く可能性があるため、売却を検討しているなら早めの決断が吉です。

また、冬(12〜2月)は避けたい時期でもあります。寒さでバイク需要が落ち込み、在庫が溜まりがちなこの時期は、業者も仕入れに消極的で査定が伸びにくい傾向があります。筆者もかつて1月に査定を依頼したことがありましたが、「今は相場が下がっているので、2ヶ月待てばもう少し高く売れるかも」と業者に言われたことがあります。こうしたアドバイスがあること自体、季節による相場変動の大きさを物語っています。

結論として、GB350を売るなら春か秋のシーズン中で、モデルチェンジの兆候がない時期が最もおすすめです。タイミングを見極めることで、同じ車両でも高く評価してもらえる可能性が高まります。バイクは単なる移動手段ではなく、資産でもある。だからこそ“いつ売るか”を意識することが、損をしない最大のコツだと私は考えています。

ディーラー買取とバイク王、どっちが得?売却方法の違いを比較

GB350を手放すとき、意外と迷うのが「どこに売るべきか」という点です。ディーラーで下取りに出すか、買取専門業者(たとえばバイク王やバイクランドなど)に売却するか。この選択次第で、数万円の差が生まれることもあるため、慎重に判断したいポイントです。

まず、ディーラー下取りの特徴としては、「次のバイクを買う流れの中でスムーズに売却できる」「書類手続きが簡単」など、手軽さや安心感が挙げられます。ただし、ディーラー側としては在庫を抱えるリスクがあるため、買取価格は相場よりも低めになる傾向があります。筆者が過去にCB400SFをディーラーに下取りに出した際、買取専門業者と比べて約3万円も安い査定を提示されたことがありました。

一方で、バイク王やバイクブロスなどの買取専門業者は、バイクの再販ルートを多く持っているため、人気車種であるGB350のようなモデルには強気の査定を出してくることが多いです。特に、複数の業者に一括査定を依頼する「バイク一括買取サイト」などを活用すれば、業者同士の競争が発生し、結果的に高値が付きやすくなります。実際に筆者の知人はGB350を売却する際、バイク王と他社の比較で最終的に5万円以上の差がつきました。

ただし、買取業者には「即決を迫られる」「営業トークが強め」といったデメリットもあります。筆者もかつて一括査定を申し込んだ際、立て続けに電話が鳴りやまず、対応に少し疲れてしまった経験があります。そのため、あらかじめ「即決しない」「複数社と比較してから決める」と決めておくことで、冷静な判断がしやすくなります。

結論としては、少しでも高く売りたいなら買取専門業者手間をかけたくないならディーラー下取りがおすすめです。GB350は中古でも人気の高いモデルなので、相見積もりを取れば高く評価される可能性は十分にあります。「どこに売るか」もまた、リセールの価値を最大限に活かすための重要な要素です。

査定で差が出る!売却前にやっておきたいチェックポイント

GB350のようにリセールが期待できるバイクでも、売却前のちょっとした準備や意識の差で、査定額に1〜3万円の違いが生まれることはよくあります。査定員はバイクの状態を細かく見ていますが、そのチェックポイントをあらかじめ理解しておけば、不利な評価を避けることができます。ここでは、実際に査定で差がつきやすい要素を、筆者の経験も交えて紹介します。

まず重要なのが外観の印象です。査定は“第一印象が9割”といっても過言ではなく、洗車と簡単なクリーニングをしておくだけで、見栄えが格段に良くなります。筆者も、以前SR400を売る際に試しにコンパウンドでタンクを軽く磨いたところ、「大事に乗っていた感じがする」と査定員に言われ、プラス評価を得たことがあります。GB350も同様に、サビや水垢、チェーンの汚れを落としておくだけで好印象につながります。

次に見落としがちなのが純正パーツの有無です。たとえカスタムしていても、純正マフラーやウインカーなどが保管されていれば、買取業者にとっては再販時の安心材料となり、査定が上がる可能性が高くなります。とくにGB350はクラシックな見た目を重視する買い手が多いため、「純正状態に戻せる」ということが重要視されます。

さらに、定期点検の記録簿や整備履歴があるかどうかも査定に影響します。これらがあると「整備の行き届いたバイク」と見なされ、機関状態への不安が減るため、買取価格がアップする可能性があります。筆者も、12ヶ月点検の記録を提示したことで「メンテナンス履歴が確認できて安心ですね」と言われ、通常より高い査定を受けた経験があります。

最後に、タイヤやブレーキパッドの残量もチェックされます。もちろん減っていても減額される程度ですが、交換直後であればプラス評価の対象になります。特にGB350は通勤やツーリングで長距離を走る人も多いため、「今すぐ乗れる状態」であることが再販価値を高めるのです。

こうした準備は決して難しいことではありませんが、やるかやらないかで結果は大きく変わります。高リセールを期待するなら、バイクを売る前に“魅力を最大限伝える状態”にしておくことがとても大切だと私は感じています。

GB350は下取りよりも買取がおすすめな理由とは?

GB350のように人気のあるモデルを売る場合、よくある悩みが「下取りに出すべきか、買取業者に売るべきか?」という選択です。結論から言うと、GB350は“下取りよりも買取業者への売却”のほうが高く売れる可能性が高いと私は考えています。その理由にはいくつかのポイントがあります。

まず、ディーラーの下取りは“値引き調整の道具”にされやすいということです。筆者自身、過去にバイクを新車に乗り換える際、ディーラーで下取り査定を受けたことがありますが、車両本体の値引きと下取り額をセットで操作されている印象がありました。「下取り20万円にしますが、新車値引きは5万円までです」といったように、あくまで“合計金額で調整”されてしまうのです。

それに対して、バイク王やバイクランドのような専門業者は、買取価格に直結する再販ルートを持っているため、人気車種や状態の良い車両に対しては、より高額な査定を提示してくれる傾向があります。特にGB350は中古でも欲しがる人が多いため、業者間での競争が起こりやすく、結果として価格がつり上がるケースがあるのです。

筆者の知人は、GB350をディーラーに下取りに出そうとしたところ23万円の提示を受けたそうですが、念のため買取業者に査定してもらったところ、最終的には31万円で売却が成立したという事例もあります。もちろん状態やタイミングにもよりますが、この差は決して珍しいものではありません。

また、下取りはあくまで「新車購入ありき」の提案であり、バイク単体での価値評価が曖昧になりがちです。一方、買取業者は車両の状態、市場の需要、過去の取引実績などを総合的に見て評価するため、「今、そのバイクにいくらの価値があるか」をより正確に反映してくれます。

もちろん、ディーラー下取りは手続きが簡単でスムーズというメリットもありますが、金額面を最優先に考えるなら、GB350のような高評価モデルはまず買取査定を取ってみるべきだと私は思います。複数の業者に見積もりを出すことで、適正な価格が見えてくる。それが、損をしない売却への第一歩になります。

将来的な値落ちリスクは?GB350のリセールを維持する考え方

2025年現在、GB350はリセールが安定しており、買取相場も比較的高値で推移しています。しかし、「この先もこのままのリセールを維持できるのか?」と気になる人も多いでしょう。どんなに評価が高いモデルでも、市場の動向やライバル車の登場次第で価格が崩れることは十分あり得ます。そこでここでは、GB350の今後の値落ちリスクと、それを最小限に抑えるための考え方について掘り下げてみます。

まず前提として、GB350の人気は現在も堅調で、新車需要・中古需要ともにバランスが取れています。ただし、将来的に懸念すべきは**「モデルの陳腐化」や「大幅なモデルチェンジ」**です。もし今後、GB400のような上位互換モデルが登場すれば、現行GB350の中古相場には一定の影響が出るでしょう。また、新色追加や装備のアップグレードが入るだけでも「旧型」として評価が下がる可能性があります。

また、EV化の流れも今後のバイク市場において無視できません。いまのところGB350のようなクラシカルな単気筒モデルは電動化の対象になっていませんが、長期的には「ガソリン車に乗りたい」という層の減少もリセールに影響するリスクとして考えておく必要があります。

一方で、リセールを維持するうえで個人ができることもあります。筆者が特に意識しているのは**「できるだけ純正のまま乗ること」「整備履歴を残すこと」「需要があるうちに売ること」**の3点です。GB350はノーマル状態を好むユーザーが多いため、カスタムパーツは一部の好みに合わず査定額に響く可能性があります。また、定期点検を記録として残しておくと再販時の信頼性が上がり、買取業者の評価も良くなります。

さらに、リセールは“鮮度”が命とも言われます。いくら人気車種でも、走行距離が3万kmを超えてくると、機関部品の劣化やタイヤ・チェーンなどの交換時期が近づき、どうしても査定額は下がってきます。**「まだ高く売れるうちに動く」**というのも、賢い判断だと思います。

将来の値落ちを完全に防ぐことはできませんが、バイクを“資産”として捉え、普段から価値を落とさない意識で扱うことが何より大切です。GB350はその価値を維持しやすいポテンシャルを持ったモデルだからこそ、売却タイミングと乗り方次第で損しない運用ができるバイクだと、私は確信しています。

まとめ:GB350 リセールの真実|売る前に知っておきたいリアルな価値観

GB350は、ただの“ネオクラシックなミドルバイク”ではありません。中古市場でも安定した人気を誇り、他の同排気量モデルに比べてもリセールバリューが非常に高く評価されている稀有な存在です。実際に売った人たちの多くが「思ったより高く売れた」と感じており、それは数字にも表れています。年式や走行距離にもよりますが、現時点(2025年)でも新車価格の6割前後が戻ってくる例は珍しくありません。

しかし、その価値を最大限に引き出すには、“ただ売ればいい”というわけではないのも事実です。売るタイミング、売り方、日頃のメンテナンス、そして車両の状態や純正パーツの有無——これらの細かい要素が積み重なって、最終的な査定額を大きく左右します。

GB350は、リセールが期待できるからこそ、“どう乗ってどう手放すか”が問われるバイクです。筆者の体感としても、このモデルは長く乗っても飽きにくく、所有欲を満たしながらも次のステップへ移る時に資金としてしっかり役立ってくれる、そんな安心感のある存在だと感じています。

もしあなたが今GB350の購入を考えているなら、「いずれ売るときに損をしないバイクかどうか」という視点でも安心して選べるはずです。そして、すでに所有している方も、この記事で紹介した内容を踏まえて、いつか手放すその日のために備えておくことで、“損しないバイクライフ”が実現できると思います。

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